【レビュー】くるりライブハウスツアー「列島ウォ~リャ~Z」 2019/06/15 (土)18:00 開演@郡山Hip Shot Japan (福島県)

■レコ発セトリじゃないのかよっ(幸)

※長文です。悪しからず。

『人生で1度は観ておきたいアーティストシリーズ』も今年でほぼ完結の予定。
そんな中での今日はくるり

岸田さんはサンフジンズで数年前のロッキンでお目にかかってますが、くるりライブは初。

私自身後悔ってそれほどしてこなかった性格ですが、唯一の”後悔(リグレット)”と思えるのが、流行っていた時には好きになれないけど、世間の熱が冷めたころに「いい歌だな、あの時に好きになって、学生ながらにお金貯めてライブに行けばよかったな」と思うことが、音楽の趣味の中にあります。それの一番はフジファブリック。好きになったときには志村正彦はいなくて…。
そんな意味で言えばくるりもそのうちの一つ。

大学生時代に友人がくるりが好きで。でも自分はどこか流行りものには流されたくなく、毛嫌いする癖が。
社会人になり『ばらの花』が名曲と知り、そこからくるりをカーオーディオで聞き流しする日々。

聴き流しでくるりを聴いていたので、曲名が一致するものはあまりなく、今回のツアーはレコ発ということもありここのアプリでセットリストは予習をしていました。

雨の中の郡山。
後ろの方でなんとなーく楽しめればいいやと思い、開演15分前くらいに入場。思いのほか満員でびっくり。
会場スタッフの「もっとお詰め下さい」の流れに身を任せていたら、一番下の段の真ん中まできちゃいましてほぼベスポジ。

「レコ発だからな、雰囲気だけ楽しめれば。どうやら『シャツを洗えば』をやるみたいだし、ツェッペリンのカバーもやるみたいだし」くらいの気持ちでいたら驚きの『ハイウェイ』からスタート。
20代前半の頃かな、社会人になりたての頃によく聴いていた曲。当時「俺がやりたいことはこんなんじゃない」と現状に満足していなかったころ。平日休みの仕事だったので、次の日が休みの時はほとんど仕事が終わってからあてもなく車を流していた日々。「将来俺、どうなっていくのかな…」とぼんやり思いながらかけていたのがこの『ハイウェイ』。この歌詞の通り「僕が旅に出る理由はだいたい100個くらいあって」ね。これが1曲目に聴けただけで今回のライブは当たり。

ベスト盤や往年の名曲で満足しちゃってなかなかそれを超えることができないアーティストも多い中、当時発売されてなんとなく聴いてみた『坩堝の電圧』は意外にハマり当時はヘビロテでした。そんな中の『everybody feels the same』はテンションMAX!Youtubeで観ましたが、いつだかの夏フェスで『everybody~』からの『トレイン・ロック・フェスティバル』っていう映像を観たことがあったので、この流れは岸田さん本人もお気に入り?(笑)

他にも『飴色の部屋』『GO BACK TO CHINA』『愉快なピーナッツ』『Baby I love you』と今回は往年の名曲の嵐。本編シメの『虹』もアンコール最後の『ロックンロール』も最高。個人的な1番は『さよならリグレット』。「ままどおる(笑)クリームボックス(笑)薄皮まんじゅう(笑)」となんだか変なことを連想させる響きの郡山名物でオーディエンスとかけあい、しっとりとしたこの曲へ。『坩堝の電圧』ファンとしては、『chili pepper japones』が生で楽しめたのも最高。

どうやら昨日の仙台公演からこのようなセットリストになったみたいで。往年の名曲ファンの私としては大満足。
web版からこのLiveFansを閲覧していただければ私の過去の参戦ライブがご覧いただけますが、「一度は生で観てみたい」という気持ちに併せて、どこかギャンブルのような気持ちもありまして。「あの曲やらないかなぁ」と5,000~10,000円くらいのチケット代を払って賭けにでる気持ち。それが当たったときの興奮を糧に生きているようなもんで、今までのライブはそんな意味での当たり回は多くて。周年ライブを狙ってるというのもありますが、椎名林檎は『歌舞伎町の女王(バンドver.)』が聞きたいけど、過去にはストリングスアレンジもあるからな、という中でのバンドver.だったり。ユーミンも1曲目は大好きな『ベルベットイースター』だったり。イエモンなんかは聴きたい曲が聴けただけではなく、その日の様子がそのままDVD化されたり(2016年@たまアリ)。あげればきりがないですが、「レコ発ツアーと思ったら往年の名曲セトリ」という意味で今回のライブも当たり回に仲間入り!

新曲?の『野球』も最高でしたね。小橋さん、俺も34でお相手探し中です(笑)お互い頑張りましょう!(笑)

あ、個人的にはツェッペリンのカバー観たかったぞ(笑)

これからも人生のBGMにさせてもらいます!

P.S.ゲスト様、パワーパワー様、セトリ投稿ありがとうございます。ライブ後のiTunesでのセトリプレイリストを作成するのがすきなもので。

列島ライブ2019  (Blu-ray)

 

ハイウェイ<Alternative>

ハイウェイ

  • provided courtesy of iTunes

 

 

 

 

 

 

 

 

Natsuno

Natsuno

  • provided courtesy of iTunes

 

 

 

 

 

 

GO BACK TO CHINA

GO BACK TO CHINA

  • provided courtesy of iTunes

 

 

Morning Paper

Morning Paper

  • provided courtesy of iTunes

 

 

 

 

 

 

BABY I LOVE YOU

BABY I LOVE YOU

  • provided courtesy of iTunes

 

 

 

 

Tokyo OP

Tokyo OP

  • provided courtesy of iTunes

 

 

帰り道

帰り道

  • provided courtesy of iTunes

 

 

 

 

ブレーメン

ブレーメン

  • provided courtesy of iTunes

 

 

 

 

 

 

虹

  • provided courtesy of iTunes
虹

 

 

キャメル

キャメル

  • provided courtesy of iTunes

 

 

宿はなし

宿はなし

  • provided courtesy of iTunes

 

 

 

【レビュー】山下達郎 Performance 2019 2019/07/30 (火)18:30 開演@東京エレクトロンホール宮城 大ホール (宮城県)

■やっと巡り合えた「名演」

※長文です、悪しからず…。

昨晩の余韻がまだ消えない…。
普通のライブのライブレポは、iPhoneのアプリからちゃちゃっとする私ですが、あえてパソコンの前に座り、気持ちを整えてレポを投稿するのは、興奮がとてつもない状態。それが今です。
語りたいことが山ほど…。文字制限に収まるかな。

現在34歳の私。
達郎さんの楽曲は普段はあまり聴かず、ベストアルバム『OPUS』の中でも『いつか晴れた日に』等の数曲を好む程度。だけど、ボーナストラックとして収録されている『硝子の少年』のあまりにもの素晴らしさに面食らい、滅茶苦茶それが好きなのは確か。

達郎さんのパフォーマンスは2016年の宮城県民会…、東京エレクトロンホール宮城に続き2度目。
「人生で一度は生で観ておきたい」アーティストを観てる中で、前回はどこか「本当にこの人、この世に存在しているのかな」と存在確認の気持ちだったのが本音(笑)
でも行ってみたら、いろんなアーティスト(web版のLiveFansから私の名前をクリックしていただければ過去の参加ライブがご覧いただけます)を観てきた中で断トツのパフォーマー、ミュージシャン、アーティストというのが分かりました。

今回のステージ、まず語りたいのは、過去私がフェスのステージも含め130ステージ程観てきた中で、1番のステージということ。チケット代に対してそのステージでもらえた興奮や感動が一番大きかった気がします。

昨今ライブが好きで月1以上観に行ってる気持ちの中に「ギャンブル感」ってありまして、「この人ならこの曲やってくれないかな」とその楽曲に1万円程のチケット代をベットする気持ち。今回はまさに『硝子の少年』にベットしてました。まぁここで過去を調べたら意外と演奏しているこの楽曲ですが、全くNO予習で挑む私としては「レアパフォーマンスなのでは」と思っていた中だったのでまさに”アタリ”の賭けでした。

1番のステージのワケ2つ目は、これも調べたら意外とやってますが『ハイティーン・ブギ』が聴けたこと。シティーポップを奏でるステージの中で、「ウケ狙いを一つ」との一言からからぶちかましてくれたずぶずぶのロックチューン。この曲を達郎さんが作曲していたことも会場を出てからスマホで検索して知り、もう最高。

そして、競馬をやらない私としてこの言葉がふさわしいのかわかりませんが、「大穴」的セットリストは大滝詠一さんの『君は天然色』でした。

皆さんの中で「名演」「名パフォーマンス」と思えるステージはありますでしょうか。
どこか「歴史的瞬間」とも表現したくなるようなそんな名演は今の時代、ネットにたくさん転がっているもので、私の中で言えばYOUTUBEで観た、荒吐ロックフェスでの奥田民生の『スロー・バラード』が代表的。
好きでいろんなライブに参加している中で、こんな歴史的瞬間のような名演に出くわすことができるのかなと思いながら過ごしてきましたが、それがまさにこの瞬間でした。

いろんなアーティストを好む私として「1番好き」は決められないのですが、悩みに悩んで1番好きなのが大滝詠一さんです。お人柄や声に併せ、名曲を生む力がある中で『うなずきマーチ』のような楽曲を作るところに「才能の無駄遣い」感を感じ、それがたまらなく好きでして、3月24日に行われたニッポン放送での公開収録にも行った程。「人生で一度は観たい」気持ちはやまやまだけど、でももう音楽の神様になられた大滝さん。そんな大滝さんのパフォーマンスを生で観ることができなくなった今、達郎さんの演奏で聴けたのとニッポン放送での公開収録を併せれば「大滝さんのライブに行った!」と等しいくらいの思い出になってしまいました。ちなみに大滝さんの楽曲のカバーはいろんな人がされているのも知ってますが、私も人間でして「この人がやるのかよ」なんて気持ちがあるのは本音です。でも、達郎さんという、大滝さんに近しく、素晴らしい方に演奏してもらったのは本当に貴重な時間で後にも先にもない感激でした。

他にももちろん定番曲でノリノリになれましたし、前回のパフォーマンスでハマったメドレーパフォーマンスも、今回は前半の『ドーナツ・ソング』で『FUSSA STRAT』やら『FADE AWAY』やら。後半には竹内まりやさんの名曲をメドレー化。達郎さんのこのメドレーパフォーマンスは、本当に音楽愛を感じられる瞬間で、エンターテインメントではなく「音楽で楽しませるんだ」という気持ちが伝わる瞬間の1つでもあるんですよね。

前回と今回と参加してやっぱり感じられたのは、お客様ファーストの気持ち。
おそらく世間一般の大多数の人は、「山下達郎って、有名だけどかったるいバラードやって、音楽に対してストイックで、世間一般では知られていない曲を好む人でしょ」と思っているのではないのでしょうか。前回のパフォーマンスを観る前の私がまさにそうでした。しかしそれはとんだ大間違い。あんなにもラジオ番組ではオールディーズを流し、マニアックなトークを繰り広げているのに、ステージはおなじみの楽曲を数多く展開。
よく商業的音楽に対する批判をミュージシャンはするイメージがあります。私自身、学生の頃にバンドをしたかった時にそのような流行歌をやろうとすると反対する人がいましたし。達郎さんもそんな節があるイメージでしたが、いやいや違いましたね。歌謡曲、流行歌という万人に耳馴染みし、多くの人がすっと受け入れられる楽曲にこそ価値がある、そんなお気持ちで音楽をやってらっしゃるように感じられました。

今回MCで大滝さんを語り始めたときに背筋がゾクゾクし、「大滝さんの曲を」といった瞬間私の頭の中では、「『君は天然色』は外すだろうな、『スピーチ・バルーン』か『恋するカレン』あたりえぐるのかな」なんて思っていた中ドラムのカウントが。私、ドラムのカウントだけで分かったんです、「『君は天然色』だ!」って(笑)
前述したようにマニアックなイメージがある中、ド定番をチョイスするあたりが、やっぱり達郎さんのお客様に対するお気持ちなんでしょうね。前回のMCの中で「どんなコンサートでも必ず初めて来てくれた人がいる。その人のために『クリスマス・イブ』は必ずやる」なんてこともおっしゃってましたしね。そこに達郎さんのお人柄を感じてしまいました。

MCも最高。
客の言葉に「うるさいんだよオジサン!」と怒り気味に突っ込むような客との掛け合いって、昔ながらのMCって感じが好きですね。ヤスキヨ漫才のような(笑)音楽で楽しませる気持ちの中にもトークで盛り上げる力を見ると「本当に場数をこなした人なんだな」なんて感じます。

来年は東京オリンピックもあって、会場や宿泊施設の兼ね合いからツアーはお休みとのこと。
今回もプロジェクションマッピングを使用してましたが、日々進歩するステージ機材等の勉強をしていくみたいです。
人生で一度はと言わず、また見たい気持ちになった達郎さんのパフォーマンス。『山下達郎 PERFORMANCE 2021』の宮城県民会…、東京エレクトロンホール宮城でお会いできるのを楽しみにしております(笑)

OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(通常盤)

 

【レビュー】布袋寅泰 HOTEI Live In Japan 2019 ~GUITARHYTHM Ⅵ TOUR~ 2019/08/11 (日) 17:00 開演 @やまぎんホール (山形県)

■いつ行っても最高のロックンロールショー

※毎度のことながら、長文です。悪しからず…。

7/30火の山下達郎@仙台のレビュー依頼、またまた興奮が冷め止まぬ状態。そしてここに星5つつけた公演も達郎さん以来。

それにしても、8/10土ドリカム@さいたま、8/11日10時半から大相撲@仙台、そしてその日のうちに山形に移動して布袋ライブ…、34ですが体にきますな…。

今まで130程のいろんなアーティストのステージを観てきてまたまたNo.1のステージに出くわすことができました。
どんな意味でかというと、今まで「人生で一度は観ておきたい」という気持ちからいろんなアーティストのライブに参加してきましたが、やっぱりコスパがいいのは、周年ライブでベスト盤セトリのときですよね。ですのでそういったライブを狙ってチケットを取ってきましたが、今回はレコ発ツアー。今回のステージは「レコ発でかつNO予習なのにめっちゃ自然とノリノリになって楽しめたステージ!」だったんです!

(話はずれますが)
布袋さんは確かに有名な曲も多く世界的なギタリストということで一度は観ておきたいアーティストでしたが、私の人生の中でBOOWYや初期の布袋楽曲はあまり触れてこなかったんですよね。父親は吉田拓郎世代(70年代)、私は中学生の頃がGLAYやゆずの世代(2000年くらい)。両親もちょうど私の子育て等で歌謡曲と離れた時期があったみたいでそれがちょうど80年代なんですよね。ただ、社会人になり、職場の飲み会で二次会となると行くカラオケでは、まさに40~50代の上司がBOOWY世代!私もマリオネットやDreamin’などのベスト盤楽曲は耳馴染みがあったので上司と一緒に歌ったりしていました。その時の上司たちの「BOOWYで育ったんだ!」というような熱い気持ちがなんだかこっちにも伝わってきちゃって、それでWOWOWでやっている氷室や布袋のライブは観るようになりました。今でも覚えてます、当時群馬県内で仕事をしていて、他の支店から異動してきたBOOWY世代の上司が「俺、群馬着任初日、朝早く家を出て、氷室の母校の倉賀野中学校を観てから出社しちゃったんだよね(笑)」とお酒の席で言っていたのを。自分は直接影響は受けませんでしたが、自分がGLAY等に学生の頃ハマった熱い気持ちが、どんな世代にもあるんだというのを職場の上司たちから感じて、それで自分の中でもBOOWYや氷室、布袋の楽曲もiPhoneに入れるようになりました。

そんな感じなので「GUITARYTHMってどんなコンセプトなんだ?」から始まり、ウィキペディアで調べてもよく分からず…。『BAD FEELING』は生で聴きたいなという程度の気持ちだけでしたので、普段はしない予習もこのアプリでしちゃって。「お!BAD FEELINGやる!しかもそのあとBE MY BABY!アンコールでDreamin'!」、こんな程度の私でしたが、完全に曲を知らなくても布袋ワールドに魅了されてしまったのが今回のステージでした。

やまぎんホールは数年前の井上陽水以来。「取り壊される」なんて布袋さんもMCで言ってましたが、客席も狭く、もう老舗の会館。そんなホールに開演前から熱狂的な布袋コール。これは130程ステージを観てきた私でも初めての経験でした!(コールをリードしてくれた方、感謝です(笑))開演前から全員でコールをして開演を待つっていうのは、やっぱり布袋やBOOWYは、群馬のときの上司のようにどれだけ多くの人の心を熱くさせてきたか、これが本当に伝わりました。

いざ開演。もうびっくりです、あんなにも老舗の会館が完全に「HOTEI SPACE感」一色に!

今回冒頭は最新のアルバムの中から演奏していたのかと思いますが、本当に心地よかったんですよね。他のアーティストで「レコ発=知らない曲=んー、どうしてもポカーン」なんですけど、「なんでだろう」ってずっと考えてました。私自身中学生の頃はゆずにあこがれて、お恥ずかしながら唄を作ったことも。ですので簡単なコード進行等は理解でき、どこか「このあとはリズムをこんな感じにして」とか「こんなイントロのあとはAメロはこんな感じではじまって」っていうのを考えるのも好きなんですよね。それが、どこか布袋さんの楽曲とイコールな気がしました。「王道ロックならこういくでしょ!」という感覚ですかね。それをまっすぐに、かつHOTEI SOUNDを絡めて我々にぶつけてくる感じが滅茶苦茶心地よく、かつ終始ノリノリになれた理由なのかなって感じます。この「知らない曲でも楽しめる」感を味わっちゃうと、やばい、今後もチケット取っちゃうかも…。

そしてお待ちかねの『BAD FEELING』からの『BE MY BABY』!やっぱり定番曲はあがる!!それに尽きる!

そんな定番曲からBOOWY楽曲なども経てオーラスへ。
なんだか『Dreamin'』やるの知ってましたけど、ちょっとウルウル来たんですよね…。
イントロ流れた瞬間、布袋さん独特のステップを踏みながらプレイしている姿が観れたのはもちろん、「I wanna Dreamin'」を全員で歌っているとき。
何度も言いますが今まで130程ステージを観てきて、どこかコール&レスポンスって「どのアーティスもやるよな、しかもくどいな」って気持ち、否めないんですよね。唯一久保田利伸くらいですかね、ちょっとしたコール&レスポンスはありましたが、ほんと演奏力とグルーヴでノリノリにさせて一体感を生んでくれたのは。私の中で申し訳ないですけど、客に歌わせる、コール&レスポンス、お決まりの振り付け、タオルを回すなどをしないと客をのらせられないアーティスはもう2流3流。そんな考えがある中で、Dreamin'を歌っているとき、「あ、俺めっちゃ贅沢じゃん、布袋の演奏でカラオケ歌ってるよ」って思っちゃったんですよね。「またコーレスかよ」とか「歌わされてる」って感じではなかったんです。この感覚、今までなかったんですよね。「歌えー!」みたいなあおりもなく自然とそうなったからかもしれないですけど、あの贅沢感、半端なかったな…。こんな感覚もあったからこそ、今回のステージは「レコ発で、バンビーナやスリルが聴けなかったのに完全燃焼できたステージ」でした!

布袋さん、俺、母方は群馬の血です。5~6年間は群馬でも生活してました。(どうでもいいか笑)
昔のようなジェフベックやジミーペイジのようなギターヒーローがいない今、今回改めて感じたのは『魅せるギターヒーロー』ということ。最後の「最新の布袋は最高の布袋」、今回のステージで感じましたが、あれ恐らく毎回ですよね?(笑)ってことはまた次ライブに行っても「最高の布袋」があじわえるってことですよね?(笑)
布袋ファンの皆さん、チケット争奪戦の分母、1人増やして申し訳ございませんm(__)mまた機会があればエントリーしちゃいます。

最高の夏の思い出、宇宙一のロックンロールショー、本当にありがとうございました!!!

GUITARHYTHM VI (Reprise Edition)(初回生産限定盤)(3CD+DVD付)

【レビュー】THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2019 -GRATEFUL SPOONFUL- 2019/09/15 (日)16:00 開演@あづま総合体育館 メインアリーナ (福島県)

■ドツボなセトリの♠️

♠、最高のセットリストでした!

イエモンのライブは、2016年のジャパンツアー@さいたま、2016年ロッキン、その年のCDJ、2017年東京ドームに続いて5度目。

「もうイエモンはご馳走さまかな…」なんて気持ちもあったのは本音。でもオンデマンド配信で観たメカラウロコファイナルをiPadで、「スーパーなイエモンも観てみたいな」って気持ちになり、職場の最近仲良くなった方と参戦。

2月頃のチケットリリースで抑えた席でしたが、いやいや、時が流れるのが早いですね。その時はスペードだのハートだの関係なく、「福島に来るなら!」って気持ちで取りました。

でもいざツアーがスタートすると、「ハートやダイヤの公演も観てみたいな」なんて気持ちになりましたが、抑えたこの公演一本入魂で楽しみにしてました。

予習なしで挑むのが私流ですので、新しいアルバムと往年の楽曲をどのように組んでくるのかワクワクでした。

会場も、2016年のジャパンツアーを見た後、「福島特別公演も観てみたいな、どんなところでやるのかな」って気持ちから、仕事の営業途中にあづま総合体育館を下見しました。「えっ、こんな小さい体育館でやるのっ!?」とビックリ。「派手なステージを繰り広げる彼らがこんな小さい体育館でどこまでやれるのだろう」って不安もありました。(Facebookやらインスタやらで各会場の様子がアップされていたので、大きい会場のセットがあたまにあったのもありました)

さ、いよいよ開演。
今回のステージ、おそらくいろんなアーティストのライブを観てきた中で一番本人との距離が近かった造りでした。席もスタンドB側の4列目。もうロビンもエマも目の前に!

セットリストについても、アルバムを聴いていたら『この恋のかけら』から『天道虫』の流れ、このままライブでやったらかっこいいんじゃないか?って思ってたら、まさにその通りに(笑)

しかも、アルバムの合間合間の往年の楽曲がどツボすぎ!!『サイキックNo.9』はくるは『パンチドランカー』は来るわ。上に書いた、今まで参加したステージでは観たことのなかった『甘い経験』も最高!

なんか今回のセットリスト、ほんと長かった全国ツアーを本当に締める意味合いが強かったんじゃないかな。
どこか今までのど定番曲のオンパレード、かつオーラスに『悲しきASIAN BOY』。ほぼベスト盤セトリといっても過言ではない感じ。

さっきここで、ツアー序盤のハートやダイヤのセットリストを見たら、オーラスは『この恋のかけら』で終わったりするのは、やっぱりツアーの〝道半ば〟といったイメージ。もちろん『LOVE SAUCE』とか『聖なる海とサンシャイン』とかは羨ましかったけどね(笑)

コアファンにはたまらないアッパーな名曲の数々。贅沢なセットリストに大満足です!

セツコも来るかもしれない、この昭和なあづま総合体育館、これからもぜひ来てくださいね!

30th Anniversary『9999+1』?GRATEFUL SPOONFUL EDITION?

 

この恋のかけら

この恋のかけら

  • provided courtesy of iTunes
天道虫

天道虫

  • provided courtesy of iTunes
パール

パール

  • provided courtesy of iTunes
Love Homme

Love Homme

  • provided courtesy of iTunes
サイキック No.9  (Remastered)

サイキック No.9 (Remastered)

  • provided courtesy of iTunes
Breaking The Hide

Breaking The Hide

  • provided courtesy of iTunes
砂の塔

砂の塔

  • provided courtesy of iTunes
TACTICS

TACTICS

  • provided courtesy of iTunes
Changes Far Away

Changes Far Away

  • provided courtesy of iTunes
JAM

JAM

  • provided courtesy of iTunes
Balloon Balloon

Balloon Balloon

  • provided courtesy of iTunes
パンチドランカー  (Remastered)

パンチドランカー (Remastered)

  • provided courtesy of iTunes
Rock Star (Remastered)

Rock Star (Remastered)

  • provided courtesy of iTunes
ALRIGHT

ALRIGHT

  • provided courtesy of iTunes
Titta Titta

Titta Titta

  • provided courtesy of iTunes
甘い経験  (Remastered)

甘い経験 (Remastered)

  • provided courtesy of iTunes
SUCK OF LIFE

SUCK OF LIFE

  • provided courtesy of iTunes
I don't know

I don't know

  • provided courtesy of iTunes
毛皮のコートのブルース

毛皮のコートのブルース

  • provided courtesy of iTunes
バラ色の日々

バラ色の日々

  • provided courtesy of iTunes
悲しきASIAN BOY

悲しきASIAN BOY

  • provided courtesy of iTunes

【レビュー】サザンオールスターズLIVE TOUR 2019「"キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!"だと!? ふざけるな!!」 2019/03/31 (日) 17:00 開演 @グランディ・21 セキスイハイムスーパーアリーナ (宮城県)

■40年目でこのセトリ笑、「よかった、ロックバンドでいてくれて…」

こんばんは。ライブ後の仕事は捗りますね(笑)

改めてあの日から時間が経って、落ち着いてレビューしなおし。
コメントも多くいただきありがとうございます。
改めて言いたいことを、今度はPCから。もちろん長文です。ご容赦下さい。

≪私のサザン歴≫
現在30代で、私が高校1年生の頃に発売になった『HOTEL PACIFIC』でサザンオールスターズを聴くようになりました。当時『夜もヒッパレ』に徳光和夫さんのフリでスペシャルゲストとして出演し、ホテパシを演奏した際にスタジオにいた小川直也に「みなさぁーん、めをさましてくださーい!」とマイクパフォーマンスをしていた桑田さんを観てからサザンが好きになり、土曜の夜は毎週『やさしい夜遊び』、学校帰りに図書館によっては館内で閲覧できたレーザーディスクでサザンのライブ映像『歌う日本シリーズ』『ホタルカリフォルニア』等をを堪能する日々の私の学生時代。そんな私のレビューです。

≪総括≫
今回のライブは「凄かった」の一言。
ネットの記事を見ても「へビー級」なんて書いてありましたね(笑)
とにかくセットリストのチョイスが凄かったです。
今回『海のOh,Yeah!!』からのオンパレードになるだろうなと思っていたんです。
でもですよ、これじゃあ私としては面白くない気持ちももちろんありました。
「キックオフもロッキンもさんざんベスト盤セトリだったからな…」そんなことを思いながら会場に向かっていました。

≪桑田さん、雨男w≫
私が参戦したのは宮城の2日目。前日、私が住んでる福島は吹雪で「明日晴れるかな」なんて思っていたら、朝見事な快晴。ルンルンさせながら高速を飛ばし、友人をピックアップして利府町に入ると「ん?曇りw」。砂利駐車場に着けば雪交じりの雨w
私が仙台の大学に通っていた10年程前、当時コンサートスタッフのアルバイトをしており、2005年のツアー『みんなが好きです!』は実はこの停めた臨時駐車場で交通整理をしてました。スタッフ控室で休んでいるとスーツ着たやつが「やったぁ、TSUNAMI生で聴けたぁ」なんて言いながら戻ってくるのがうらやましかったのを覚えています。その時も実は雨でしたw

≪冒頭3曲≫
私の中でサザンのセトリ冒頭3曲は”あいさつ、ツカミ”の位置づけ。ここでどんなテイストの楽曲をやるかで1発目のMCを挟んだあとの本編がどんな内容になるかが読めるようになっていました。今回1、2曲目は『東京VICTORY』『壮年JUMP』。当初はこれはクライマックスの入り口にくると思っていました。でもこの、オリンピックやスポンサーを考えると外せない、でもどこかビジネス的な2曲を冒頭でちゃっちゃと終わらせたことで「やばい、本編絶対ディープだわ」とよぎりました。

3曲目は何度か3番手を担ったことのある『希望の轍』。全体を通してですけど、今回の桑田さん、スタンドマイクにテレキャスターの弾き語りスタイルが多かったのが印象的で、この曲もそのスタイルでした。「おー」なんて思ってしまいましたね。

ちなみに余談ですが、3曲目の『マンピーのG★SPOT』も好きなんですよw。過去にも『牛』や『暮れのサナカ』でもやってましたけど、ちゃちゃっとやるマンピーも個人的には大好きですw。

≪本編導入≫
ここには来ると思っていました『闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて』と『彩~Aja~』。これがビンゴなのはちょっと嬉しいw
今回個人的に期待していた楽曲は『SAUDADE~真冬の蜃気楼~』『欲しくて欲しくてたまらない』『思い過ごしも恋のうち』『シュラバ★ラ★バンバSHULABA-LA-BAMBA』などでした。この後にもこれらの楽曲が展開されたことは本当にアガりました!

≪意外と皆さん、ノッてない…?≫
おそらく『欲しくて欲しくてたまらない』は2004年の『真夏の夜の生ライブ~海の日スペシャル~』以来。あの時のテレビ放映していた映像がいまだに手元にあり、たまに観るのですが、あの時の『欲しくて欲しくてたまらない』のオーディエンスのアガり具合が半端ではなく、そのアガり方をイントロで期待しましたが、実際はそんなに歓声も上がらず。確かに、本編導入部は正直ノレる楽曲ではなかったのは正直なところ。東北の県民性もありましたかね、もしくはマイナーばかりで置いてけぼりの人も多かったかな。そこが私としては残念なところでした(でも頂いたコメントには最高のコメントも★)。ちなみに、半音上がって「飲むほどにroll♪」の桑田ボーカル、やっぱりゾクゾクしましたよw

≪メンバー紹介後もヘビーw≫
ここもまた凄かったですね、『古戦場に濡れん坊は昭和のHero』『JAPANEGGAE(ジャパネゲエ)』『女神達への情歌(報道されないY型の彼方へ)』。そして『慕情』。『慕情』は直近のやさしい夜遊びの生歌コーナーでそういえばやってましたね。

≪新曲を育てていく≫
その後のMCでは音源化もしていない新曲を仮タイトルのまま披露。今後もアルバムか何かで私たちの手元に届くことを楽しみにしてます!

≪その後もヘビー&あの頃をもう一度≫
その後もまた凄かったw。『ゆけ!!力道山』ですよ。『ホタルカリフォルニア』以来?iPhoneでセトリプレイリストを作りましたがこれだけ無理w。『CRY 哀 CRY』もチョイスいいけどそんなにノッてなかったのが残念…。『HAIR』をやったところで、上記2曲も考えると『バラッド3』を彷彿させる感じも個人的には好きでした。小林克也さんが映像出演しベストヒットUSAの曲紹介(ん?D.J.コービーの前でしたっけ?汗うろ覚え)『当って砕けろ』『東京シャッフル』、『東京シャッフル』やったなら個人的には紅白つながりで『チャコの海岸物語』もメドレーで挟むかなと思いましたけど、今回はとことんヘビー級に徹してましたね。『D.J.コービーの伝説』『わすれじのレイド・バック』、そして待望の『思い過ごしも恋のうち』!ここはもっと歓声きてほしかった!(あくまでも私の周りね)

≪いよいよ畳み掛けゾーン!≫
名曲『はっぴいえんど』を挟んだらいよいよお待ちかねのクライマックス!ここ最近やってないのでやるだろうなと予想していた『シュラバ★ラ★バンバ』、なんだかんだで持ってきたか『マチルダBABY』から『ミス・ブランニュー・デイ』。01メッセンジャーもあるかなと思いましたが『イエローマン』そして『マンピーのG★SPOT』!ロッキンは参戦できなかったので変態仮面ダンサーが見れて光栄です(笑)

≪ECとオーラス≫
EC01は『I AM YOUR SINGER』。この曲は2008年の『真夏の大感謝祭LIVE』のテーマソングで眠ってしまうかなと思っていたので聴けて感激。おそらく驚いた人が多かったと思ったのは『旅姿六人衆(旅姿四十周年)』。もう聴けないと思った方も多いのでは。

≪サザンへ≫
「また帰ってくるからなー!」の言葉、忘れません。こんな攻めのセトリはさらなるスタートを切った感じがしました!是非ともアルバム、全国ツアー、多くの世代のファンが期待しますよ★

【メーカー特典あり】LIVE TOUR 2019 “キミは見てくれが悪いんだから、アホ丸出しでマイクを握ってろ!!

東京VICTORY

東京VICTORY

  • provided courtesy of iTunes
壮年JUMP

壮年JUMP

  • provided courtesy of iTunes
希望の轍

希望の轍

  • 稲村オーケストラ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
彩~Aja~

彩~Aja~

  • provided courtesy of iTunes
神の島遥か国

神の島遥か国

  • provided courtesy of iTunes
青春番外地

青春番外地

  • provided courtesy of iTunes
Moon Light Lover

Moon Light Lover

  • provided courtesy of iTunes
赤い炎の女

赤い炎の女

  • provided courtesy of iTunes
北鎌倉の思い出

北鎌倉の思い出

  • provided courtesy of iTunes
慕情

慕情

  • provided courtesy of iTunes
ゆけ!!力道山

ゆけ!!力道山

  • provided courtesy of iTunes
CRY 哀 CRY

CRY 哀 CRY

  • provided courtesy of iTunes
HAIR

HAIR

  • provided courtesy of iTunes
当って砕けろ

当って砕けろ

  • provided courtesy of iTunes
東京シャッフル

東京シャッフル

  • provided courtesy of iTunes
はっぴいえんど

はっぴいえんど

  • provided courtesy of iTunes
マチルダBABY

マチルダBABY

  • provided courtesy of iTunes
マンピーのG★SPOT

マンピーのG★SPOT

  • provided courtesy of iTunes
栄光の男

栄光の男

  • provided courtesy of iTunes
旅姿六人衆

旅姿六人衆

  • provided courtesy of iTunes

【レビュー】ONE OK ROCK 2019 - 2020 "Eye of the Storm" JAPAN TOUR 2019/10/05 (土) 18:00 開演 @グランディ・21 セキスイハイムスーパーアリーナ (宮城県)

■takaのロックと向き合う真剣さ

いやいや、ただただ最高!
あれだね、大きな口はロックスターの証だね(笑)

ワンオクは数年前のROCK IN JAPAN以来。
あの時は『wherever〜』しか知らず、それ待ち状態でほぼポカーンと観てたのが正直なところ。

「人生で一度は生で見てみたいアーティスト」のチケットを取ってみている中で、たまたま10月がぽっかりライブスケジュールがなく、「誰か行くかな」なんて探していたら見つけたワンオクのワンマン。夜中眠れずスマホをいじってたら「俺、今年矢沢永吉も取れたし、なんだかめっちゃチケット運いいんだよな。でもワンオクみたいな若い子に人気のバンドが取れてホントのチケ運の良さだよな」なんてノリからエントリー。でも次の日の朝、「やっぱりKISSもSuperflyも行くし、やっぱりやめておこうかな」と思ってキャンセルしようと思ったけどキャンセルできず…。ぶっちゃけ外れてくれと願ってたのが本音(笑)

そんなこんなだったけど、天から舞い降りてしまったワンオクワンマン。

でもね、日が近づくにつれてワクワクしてきたんですよ。今までのアルバムも全部iPhoneに入れて、シャッフルでかけながらスポーツジムで汗流して。「『Mighty Long Fall』かっけーな」なんて思いながら気持ちはどんどん楽しみに。

語るけど、好きなアーティストのライブって、もちろん好きだから今までのライブ映像もDVDなどで観てるじゃん。そうすると、何が定番曲かとか、この曲の時にこんな盛り上げするのがお決まりって事前情報があるんだよね。そうするとさ、それをやったとかやらないとか、定番曲も「またこの曲が…」って思ったりしちゃうんだよね。
でも、ワンオクのライブ映像はほとんど見たことがなかったので「どんなことするんだろう」というピュアな気持ちのワクワクがあってね。

今回のツアーTシャツがカッコよかったっていうのもあるけど、Tシャツ、タオル、ラバーリング2個も買って完全装備しちゃったのもかなり久々。ライブはここで全て管理してるんだけど、80公演、フェスは7回行ってるからその都度買ってたら部屋が大変なことになるからここ最近ずっとグッズを買ってなかったんだよね。

ワクワクしていざ開演。いやいやほんと凄かった。そのワクワクの気持ちを凌駕し、度肝を抜くステージパフォーマンス。こりゃ人気があるわけだって思ったよ。コンサート、ライブ、フェスでそれぞれステージ数を数えたら140くらい観てるんだけど、ここにきてかなり上位に躍り出たよ。今俺34なんだけど、どうしても音楽って中学生の頃に聴いた音楽が1番ってあるじゃん。そうすると、それよりも若いバンドが出てきても毛嫌いする悪い癖があってさ。「今の若いやつが聴いてるワンオクってなにがいいんだ?」ってぶっちゃけ思ってたよ(笑)

ステージ装置もさ、多分そこそこいいデザイナーを起用してると思うよ。火を使うわけでもない、なにか派手なデザインのステージって訳でもない、シンプルに両サイドにモニター。花道。でも、あの上で上下した3つの四角い装置。あれを多彩に操ることでいろんなステージ色を見せてくれてさ。

一曲目の『Eye〜』のプロジェクションマッピングも凄かったけど、俺が嬉しかったのは、一曲目が終わったとき、「この流れだと次に『take me〜』持ってきたらヤバイんじゃないかw」って思ったんだよね(笑)そしたらその通りにしたしね(笑)

takaのパフォーマンスをマジマジと見たのは初めてだったけど、いや細かいところがうまい。ほんと真剣にロックと向き合ってきたんだなって思う。だてに世界を回ってないね。3曲目か4曲目だったと思うけどさ、大きくモニターに映ってたんだけど、「周る」みたいな歌詞だったのかな、歌いながら左手の人差し指を立てて、顔の横で空に輪を描く手振りをしたわけよ。そのアクションがさ、「なんか外国人アーティストみたいだ」って思ってさ。誰の影響かななんてその時考えてさ。ミックジャガーもあんなアクションすることあった気がするなって思ったよ。ただ、だらんと指を回すんじゃないんよ、パントマイムするみたいに体に力を入れて、顔もスッと横にずらして指を回すんよ。人差し指立てた手も、電子レンジのお皿に乗った食器みたいにきれいにラウンドさせてさ。あのワンアクションで俺はやられたね。

ファンにとっては定番曲とかあったようだけど、俺はもう押し並べて全部気持ちよく楽しませてもらったよ。これやるのか…みたいながったりとかもなくね。でもお待ちかねの『Mighty〜』やったときはめちゃくちゃ興奮したし、「あ、サークルの曲なんだ…汗」って思ってさ(笑)アリーナだったからみんなサークルし始めてね(笑)でも俺は1番期待した曲だからちゃんとパフォーマンス見たくて端っこで柵にしがみ付いて観てたんだけどね。

いやほんと彼らのライブは凄かったし、押し並べてセットリスト全体を楽しめたってことは、どの公演行っても楽しいってことなんだよね。だからこれまたライブ行きたいわほんと。ここに星5つつけたのも稀。

このバンドを生きがいにしてる若い連中よ!最高やん!!俺にもその幸せ分けさせてくれ!!笑

 

【メーカー特典あり】Eye of the Storm 初回限定盤 (ジャケットステッカー付)

Eye of the Storm

Eye of the Storm

  • provided courtesy of iTunes

 

 

Take me to the top

Take me to the top

  • provided courtesy of iTunes

 

 

We are

We are

  • provided courtesy of iTunes

 

 

Taking Off

Taking Off

  • provided courtesy of iTunes

 

 

Re:make

Re:make

  • provided courtesy of iTunes

 

 

Can't Wait

Can't Wait

  • provided courtesy of iTunes

 

 

Clock Strikes

Clock Strikes

  • provided courtesy of iTunes

 

 

Head High

Head High

  • provided courtesy of iTunes

 

 

Grow Old Die Young

Grow Old Die Young

  • provided courtesy of iTunes

 

 

Change

Change

  • provided courtesy of iTunes

 

 

Worst in Me

Worst in Me

  • provided courtesy of iTunes

 

 

Be the light

Be the light

  • provided courtesy of iTunes

 

 

In the Stars (feat. Kiiara)

In the Stars (feat. Kiiara)

  • provided courtesy of iTunes

 

 

Push Back

Push Back

  • provided courtesy of iTunes

 

 

キミシダイ列車

キミシダイ列車

  • provided courtesy of iTunes

 

 

じぶんROCK

じぶんROCK

  • provided courtesy of iTunes

 

 

Giants

Giants

  • provided courtesy of iTunes

 

 

The Beginning

The Beginning

  • provided courtesy of iTunes

 

 

Mighty Long Fall

Mighty Long Fall

  • provided courtesy of iTunes

 

 

Wasted Nights

Wasted Nights

  • provided courtesy of iTunes

 

 

Stand Out Fit In

Stand Out Fit In

  • provided courtesy of iTunes

 

 

完全感覚Dreamer

完全感覚Dreamer

  • provided courtesy of iTunes

 

【レビュー】THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2017 2017/12/10 (日) 17:00 開演 @東京ドーム (東京都)

■フフッ笑、これ、ストーンズの真似事でしょ笑

 

私の中で、復活ライブといえば2013年のサザンオールスターズの復活ライブが頭の中にありましたので、今回の東京ドームライブのセトリはまさに去年のジャパンツアーから続く復活ライブの集大成といったところ。

コアファンからすれば物足りなさがあったようですが、まぁこれが復活ライブといった印象でした。
(私も去年のジャパンツアーの方がアルバム曲とヒット曲、そして各年代からのチョイスがよかったですね)

でも、復活してから生で聴きたかった『サイキックNo.9』と『MY WINDING ROAD』が聴けたのが大満足!本音を言えば9日の『I love you,baby』も聴きたかったな。

今回のライブでの一番満足したのは、彼らが今後目指すものが確認できたこと。私から言わせれば、U字の花道、ラブショーの〝開脚オブジェ〟、そして黒人コーラスやブラス隊はまさにローリングストーンズの真似事でしょ!
ロビンは本当にストーンズのライブで復活を決めたんだなと改めて実感する演出でした。

他の方も、曲の進行の良し悪しを書かれてましたが、私も少々曲と曲の間合いが気になるところが多くありました(今回のサイキックNo.9→SPARKの間合いと、去年のALRIGHT→SPARK比べたら去年の方が断然興奮感が違いましたしね!)が、その辺をあんまり気にしないで淡々と曲を披露する感じも、ある種の〝外タレ感〟かなと。

ロックバンドとしてローリングストーンズの真似事ができるって本当に幸せなことなんじゃないかな。去年のロックインジャパンでも彼らのステージを観ましたが、明らかにロビンはミックジャガーがやる身振り手振りをやってましたからね。

最後に。
これからも私は、イエモンの皆さんが好き勝手にやるロックンロールについていきます!昔ヒット曲を目指して頑張っていたアーティストが今や50歳を超えたとき、彼らが好きな音楽を楽しそうにプレイしているのが私にとって幸せですし生きがいです。奥田民生のロックンロールや桑田佳祐の歌謡曲などなど。ヒット曲は目指さなくていいです。イエモン皆さんの好きなことを楽しそうにプレイして下さい!

あと、ロビン!喉を大切に。
カウントダウンジャパンでの喉の不調は生で観てました。一曲目のパンチドランカーは最高でしたが、その後はとても残念でした。
東京ドームライブも、数カ所裏返りなどがあり、やや心配しました。家に帰って録画したスカパーも観ましたが、東京ドームはやはり歌いづらいのか、歌が乱れてましたね。

とりとめもなく長文失礼しました。

THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2017(DVD2枚組)

WELCOME TO MY DOGHOUSE

WELCOME TO MY DOGHOUSE

  • provided courtesy of iTunes
パール

パール

  • provided courtesy of iTunes
ロザーナ

ロザーナ

  • provided courtesy of iTunes
嘆くなり我が夜のファンタジー

嘆くなり我が夜のファンタジー

  • provided courtesy of iTunes
TVのシンガー  (Remastered)

TVのシンガー (Remastered)

  • provided courtesy of iTunes
サイキック No.9  (Remastered)

サイキック No.9 (Remastered)

  • provided courtesy of iTunes
サイキック No.9 (Live)

サイキック No.9 (Live)

  • provided courtesy of iTunes
SPARK

SPARK

  • provided courtesy of iTunes
天国旅行

天国旅行

  • provided courtesy of iTunes
Stars (9999 Version)

Stars (9999 Version)

  • provided courtesy of iTunes
SUCK OF LIFE

SUCK OF LIFE

  • provided courtesy of iTunes
バラ色の日々

バラ色の日々

  • provided courtesy of iTunes
太陽が燃えている

太陽が燃えている

  • provided courtesy of iTunes
ROCK STAR (Remastered)

ROCK STAR (Remastered)

  • provided courtesy of iTunes
MY WINDING ROAD(Remastered)

MY WINDING ROAD(Remastered)

  • provided courtesy of iTunes
LOVE LOVE SHOW

LOVE LOVE SHOW

  • provided courtesy of iTunes
プライマル。

プライマル。

  • provided courtesy of iTunes
ALRIGHT

ALRIGHT

  • provided courtesy of iTunes
JAM

JAM

  • provided courtesy of iTunes
SO YOUNG

SO YOUNG

  • provided courtesy of iTunes
砂の塔

砂の塔

  • provided courtesy of iTunes
BURN

BURN

  • provided courtesy of iTunes
悲しきASIAN BOY

悲しきASIAN BOY

  • provided courtesy of iTunes